サッカー選手はわがままであるべきか?

こんにちは!

僕は3歳の頃にサッカーを始めて人生のほぼ全てをサッカーと向き合ってきました。

そのサッカー人生でいろんなサッカー選手と指導者とも出会ってきました。

そして、今年でプロになって10年目を迎えています。

わがままが結果を出す?

そんな中、ふと最近思っているのがわがままや性格の悪い選手は試合で結果を出すことが多いということ。

性格が悪いというのはグランドの中でということです。

わがままな選手や性格の悪い選手がなぜ結果を出せるかというと彼らは常に相手が嫌がることが何か?というのを考えてそれをプレーで実行するからです。

真面目で性格の良い選手はなかなかそれができないということですね。

海外にいてよく言われるのは

”日本人は練習がすごいうまいけど試合になると駆け引き下手だよね”

という言葉です。

これはスペイン人に言われたことで彼はフェルナンドトーレスなどそうそうたるメンバーとアカデミー時代を過ごした選手です。

教育に与える影響

ではわがままを育てればいいのか?ということでもない。

単純にわがままは性格が悪いイメージがあり、実際にわがままな人とはあんまり一緒にいたくない。

日常生活で性格が悪いのはチームスポーツであるサッカーにおいて仲間とうまくいっていないことは非常に良くないこと。

だから小さい頃からわがままを育ててしまうと孤立してしまいそもそも活躍できなくなってしまう可能性がある。

わがままにもなれる教育

海外で10年暮らしていく中で世界中の国の選手たちと出会ってきました。

その中で活躍している選手のほとんどは性格がいい。人としてしっかりしている選手がほとんどです。

でもその選手の中で結果を出している選手のほとんどは試合中わがままなんです。

ということは”わがままにもなれる”ということが大切なんじゃないのかなと。

例えば、日本人であれば最後の場面でパスを出していたところを強引にでもシュートを打ったりとか1vs2の場面でも果敢に仕掛けていったりとか。

僕たち日本人は綺麗にサッカーをすることを理想としているのでフリーな味方がいたらパスを出すことがほとんどだと思います。

でも助っ人外国人という立場で海外でプレーしている以上、”ゴールという数字”がその選手の評価を大きく左右します。

なのでリスクを負ってでもゴールを奪いにいくことは必然でしょう。

見ている観客たちもそういうプレーに興奮し、ドキドキハラハラするのではないでしょうか?

ずっとアンパイなプレーをしていたら素人からしたらつまらないサッカーに見えるでしょう。

でも何度も何度もリスクを負いながらゴールに向かって果敢に挑戦するプレーをしていたらサッカーのルールがあんまりわからない素人が客席にいても試合を楽しんでもらってまた見にきたいと思ってもらえると思います。

もちろん玄人が見たらそのアンパイなプレーは素晴らしいプレーになることもありますがそれはローカル選手に任せればいいのです。

わがままと覚悟

日本人が海外に行くのと、アフリカ人や南米人が海外に行くのでは人生のかけ方が全く違います。

なので僕たち日本人から見るとわがままなのかもしれないが彼らからするとそれが当たり前でその行動をする裏側には必ず”覚悟”があります。

「自分が活躍しなければ家族が生活できない」「3年間ここでサッカーをして家族に家を買う」

などなど、僕たち日本人からすると全く想像できない世界がそこにはあります。

なぜなら僕たちはもしサッカーがダメでも日本に帰ればどうにか仕事は探せて、家も頑張れば探すことはできる。

日本という国は本当に素晴らしい国で恵まれているなと海外に出てから感じる。

ハングリー精神

だからと言って、僕たちに他の国の選手みたいなハングリー精神を持つ必要はないと俺は思ってる。

なぜなら、そもそも彼らのような境遇になったことがないので無理だと思う。

それなら日本人の”戻れる場所がある”という良さを生かしてもっともっと果敢にプレーするべきだなと。

全然結果を出せずに日本に戻っていく選手のほとんどは”戻れる場所がある”からアンパイなプレーをしていた。

そうじゃなくて”戻れる場所がある”から海外で当たって砕ければいい。

こっちで全てを失っても日本に戻れるというのは日本人の良さでもあり強みでもある。

だから海外に出てきたら自分の中にあるわがままな自分を前面に出してプレーしていいと思う。

実体験

最後に僕の経験を書きながら締めたいと思います。

僕がタイに来て1年目、もう人生どうなってもいいという思いで最後に受けたチームとサインをして2ヶ月くらいはあんまりチームメイトともうまくいっていなかった。

なぜならわがままを前面に出していたから。

でも2ヶ月目に結果が出始めてからチームメイトは僕の元へと寄り添ってくるようになった。

これはわがままがダメなのではなく、結果を出してないわがままがダメなんだとそこで気づきました。

結果さえ出していればある程度のわがままが許される。それが助っ人外国人選手なんだと。

もちろんそのわがままはピッチの中での話。

日常生活ではタイ語を教えてもらったり一緒に酒飲んだりする仲だった。

最初はわがままの使い方が難しいけどそれをうまく使いこなせれば必ず結果にもつながってくると思います。

その時、あなたはチームメイトや監督からの評価や態度が変わることを実感するでしょう!

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