2021年を振り返って
今年もついに残り1日となりましたね!
2021年も本当に様々な出来事がありました。
そんな今年を振り返っていきたいと思います。
とは言っても、シーズンが4月末もしくは5月末まであるのであくまでも2021年の振り返りです。
コロナの影響で秋春制になったタイリーグ
2020年シーズンからコロナの影響を受けてタイリーグが大きくレギュレーションを変えました。
今までは2月〜10月末(11月末)までというシーズンでしたが変更後は8、9月開幕〜翌年4月末(5月末)までのシーズンになりました。
かなり変則的なシーズンで中断(コロナのクラスターによるロックダウン)の多かったです。そのため試合もかなりの過密日程で行われました。2021年2月〜3月末の2ヶ月間の間に16試合をこなすという超過密日程からこの2021年は始まりました。
なのでかなり体がボロボロになりながら試合→リカバリー→移動→試合という感じで1週間があっという間に過ぎていきました。
当時所属していたカセサートの内部はボロボロで選手たちのストレスも半端なかったので心身ともにボロボロになった2ヶ月間でした。
初めてのクリニック開催
シーズン終了後、多くの親御さんからリクエストがあった子供たちへの指導をはじめて行いました。
昔、あるスクールで子供たちの指導を1ヶ月だけやっていたのですがその後も聖矢選手の指導が良かったのでまた教えて欲しいです。
という声をもらっていたのでこのオフシーズンで開催しようと思いました。
指導の際には低学年、高学年でカテゴリーを分けて教えたり、一緒になってゲームをしたりして自分自身も楽しみながら教えることで子供たちにサッカーは楽しいことなんだ!と思ってもらうことを心がけています。
どんなに教えたところで当の本人たちがサッカーを好きにならなかったら真っ楽意味がないからね。
なので、どうやったら子供たちがサッカーボールに夢中になれるか?そこだけを追求してます。
さらに子供だけではなく、大人のカテゴリーやレディースのクリニックもやってみました。
単身で働きにきている女性や、駐妻さんたちが集まってくれて毎回多くの人が参加してくれました。
やる側から教える側になることで”伝える”というスキルが大きく磨かれます。
サッカー選手において言語化というのはかなり重要なことでこれができる選手とできない選手ではサッカーIQに大きな差が生まれます。
これは磨けば必ず付くスキルなのでまだ言語化の上手ではない選手は指導側に回り”伝える”というトレーニングをしてみてください。
最初はただの1本のパスでも言語化は難しいです。
それを全く未経験の初心者に教えるとなるとさらに難しいです。
でもそれがうまく伝わった時、成長を感じられるしその経験がプロの試合に戻った時にさらに感じられます。
なのでこの期間、参加してくれた皆さん、周りで僕を支えてくれた皆さんには本当に感謝しています。
続けていくと言いながら、シーズンが始まってしまい、なかなか続けられていないのは本当にすいません。
流れに身を任せてやれることをやる
シーズンが終わってからもロックダウンになることがあったタイですが何もやれなくなった時こそやれることを見つけて何かやってみる。
という精神にのっとって僕は朝ランをやったりもしました。
朝6時半くらいから公園を走ったり、普段は絶対走れないバンコクの道を走ったりしてました。
外出禁止令やロックダウンのせいでほとんどの人が外出をしなかったので朝の時間帯はめちゃくちゃ快適にランニングができました。
*コロナじゃなかったら車とバイクが多過ぎて怖くて走れない。
たまに俺何やってんだろうとか思ったりもしてましたが去年のYouTubeライブでトレーニングや朝ストレッチをやっていた時同様に時が過ぎた頃にあ〜朝ランやっといて良かったなと思えました。
やっていたからこそ出会えた人もいるし今までそういう付き合い方をしなかった人ともいろんな話を朝ランをすることによってすることができました。
何もやらずに待つよりなんでもいいからやれることをやる。これがすごく大切だなと。
苦渋の決断
そうこうしているうちに2021/22シーズンの開幕(9月5日)が近づいてきました。
今年のチーム探しは本当に難航していました。
なぜなら多くのチームが思ったより早く外国人枠が埋まってしまったんです。
さらにアジア枠にFWやCBを求めるチームがほとんどだったんです。
MFをやっている僕にとってはかなり難しかったなと。
そこで2年間お世話になってきた代理人と契約を解除してフリーの身になりました。
とてもお世話になっていた会社だったのでこの決断は本当に迷いました。
ですが昔、尊敬する先輩のアドバイスを受けその教えを忠実に守りました。
サッカーの世界は本当に難しいし多くの選択があります。
全てが良い悪い、正しい間違っているで判断はできないけど自分の中での線引きや決断する時の条件は必ず持っていたほうがいいと思います。
そうでなければ自分の軸がブレてしまうし、それを貫き通す覚悟がなくなってしまう。
だからこそ強い意志を持ってサッカー人生は歩まなければいけないなとこの経験から学びました。
ちょうどその時に個人的に友好のあった元チームメイトを通じて今所属しているアユタヤユナイテッドを紹介してもらい、オファーをもらいました。
その前にも個人的にオファーを頂いているチームがありましたがいろいろなことが重なりそちらとは契約には至らずでした。
自分は周りの人からの支えでタイで10年もプロとしてやれているんだなと改めて感じた瞬間でした。
チームがない時期もあったが、そんな時でも応援、支えてくれた人たちのため、プロサッカー選手を夢見てる子供たちに夢を与えるためにも今シーズン結果や勇気の与えられるプレーをしていきたいなと思います。
最後に
今年を振り返って1つだけ言えることは”後悔はしてない”です。
今年の1月に目標設定をし、そこに向かって行動していく上で1つだけ心がけていたことが”12月31日に後悔してないこと”だったので一応、今年も目標達成です。
どんなに苦しい状況でも他人に選択を任せることなく自分の判断で決断をし、自分の意志を貫きとうせたこと。
それは誇りに思っています。
もちろん、アドバイスや相談をすることはありますが選択や決断を任せたことは1度もありません。
その選択や決断はその瞬間は正しいかどうかわかりませんが自分で選択をしたことにより選択した道を正しくすることはできます。
でも誰かに選択を任せた時にうまくいけばいいですがうまくいかなった時に必ず後悔します。
だからこのブログを見てる若者たちは怖がらずに自分の道は自分で決めてください。
監督や先生に決められた道を歩まないでください。
絶対に後悔します。
最後になりましたが今年も応援してくれた皆さんありがとうございました!
来年もよろしくお願いします。
では良いお年を!!

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