東南アジアに挑戦するということ
皆さんこんにちは!
シーズンが終了して1ヶ月ほどがたちました。
シーズンの疲れを癒しながら次のシーズンに向けて準備を始めています。
さらにこの期間はサッカーがない分、将来について考える時間にもしています。
新しい企画作りやプロジェクトのミーティングが頻繁にあります。
また後ほど発表できればなと思います。
さて今日は、”東南アジアに挑戦するということ”について書いていきたいなと思います。
東南アジアの契約書
東南アジアでの多くのチームは契約が1年とかではなくシーズン終了までという形が多いです。
なのでリーグ戦が短い国などでプレーする場合は給料がない期間が必ずあります。
もちろんビッグクラブや有名選手、結果を出せば1年契約や複数年契約を結ぶことも可能です。
そういうクラブであれば多くの契約金が出て無給だった時期をカバーできたりしますが初めて挑戦する選手や1年目の選手は難しいと思います。
なのでそういう時期のために結果を出す必要がありますしそれなりの準備をする必要があります。
契約満了後の過ごし方
独り身の選手は日本に帰国することが多いと思います。家族がいる選手はその国に残ったりすることも多いですよね。
ただ僕も経験がありますが契約が満了になってから次のチーム探しをする、契約するまで期間は不安な気持ちのまま帰国します。
そのせいでうまくコンディション調整ができないことも多々あります。
なのでしっかりとした覚悟と心の準備をしておかないと心が折れると思います。
僕自身も折れかけたことあるし、折れた選手もみてきています。
それを経験するからもっとシーズン中で結果を残したい、残さなきゃ!と思うのです。
年齢と比例して落ちていく肉体
とは言ってもオフシーズンは1ヶ月〜1ヶ月半は毎年あります。
なのでその時期は必ず最初の1週間サッカーを忘れてリラックスする期間。
その後、少しずつ体を起こしていくと共にコンディションを調整していきます。
2週目から4週目までは主に筋肉系を鍛えます。
筋肉は年齢が上がれば上がるほど落ちるスピードが速くなっていくのでそれを落とさないように維持するために筋トレ、体幹は欠かせないです。
柔軟性も大切なのでストレッチや可動域を広げる、初動負荷トレーニングなどは定期的にやるようにしています。
心肺機能は追い込まずに軽ーくジョギングする程度にしておいて筋トレとかはするけどそこまでバチバチに走り込んだりはしません。
次のシーズンが始まるまで
その1ヶ月が終わると次のチーム探しが始まります。
契約満了になった場合、次のチームを探すのに代理人が必要だったりしますね。
その国に長くプレーする選手であればある程度コネがあり、監督やチームと直接交渉してる選手も少なくはないです。
でも挑戦したばっかりの選手は代理人に任せて、連絡を待つという日々が始まります。
その待つという期間がこれまた辛いんです。
いつ連絡が来るかわからないから肩身離さずスマホを持っています。
付き合いたてほやほやみたいな気持ちになります。笑
彼女からの連絡が待ちどうしい的な
契約まで全然時間がかからない時もあれば開幕ギリギリになることもあります。
なのでここで1番重要なのは常に最高の準備をすることです。
「明日、このチームの練習試合に参加してきて!」
いつこの言葉を代理人から言われてもいいような準備を毎日毎秒するんです。
これができる選手とできない選手で長生きできるかどうかが変わってきます。
一見、夢のある海外挑戦ですが自分の結果や努力次第ではとても辛いことが待ってるということも頭に入れて挑戦してください。
僕は夢だけ語るよりもリアルなことも伝えていければなと思っているので興味がある人はこれからもブログ見てくださいね!
