プロであり続けるのに必要なこと
才能があるのかないのかは関係ない
自分には才能がないと決めつけて自分で自分の首を締め付けていませんか?
そういう固定概念から夢というのは薄れ、目標達成の意欲が削られていきます。
それは本当にもったいないことですし、本当は叶えられた夢かもしれないのに自分でそれを絶ってしまっては絶対にダメです。
自分の夢を叶えられるのは自分の意思のみ。
一緒に戦ってくれる仲間、ほかの人からの支えや応援があってこそ夢は叶えられるものですがそれ以前に自分が夢を叶えられると信じなければ何も始まりません。
まずはそこに向かって突き進むべきです。
後から気づいた”続ける”という才能
僕自身、3歳でサッカーを初め、そういう環境に置いてくれた両親にはすごく感謝しています。
そこからメキメキと成長しますが、やはりレベルが高くなっていくにつれて色々な壁が出てきました。
僕には
- 身長が小さい(170cm)幼稚園の頃から前から2、3番目
- 体が強いわけでもない
- 足の速さはチームでビリから2、3番目(高校の時に測った50m走は6.8秒)
サッカーに必要な身体能力はほとんどありません。
唯一体力だけはありました!
高校で全国優勝を2回、大学を経てプロになれた理由
それは”続ける”ことを怠らなかったからです。
ほかの同級生は分かりませんが僕は小学校3年生に中村俊輔選手の影響を受け、サッカーノートを書き始めます。最初はJリーグの試合を見て好きな選手の名前やチームのフォーメーションを書いているだけでしたが、それが目標達成に必要なことだと僕は信じて続けてきました。
それは31歳になった今でも続けています。
幼稚園年長からリフティングもずっと続けていました。
リフティングは賛否両論ありますが僕はやっておいた方がいいスキルだと思います。何千回も何万回もやる必要はないとは思いますが、インステップ、アウトサイド、インサイド、もも、肩、頭など体のどこを使ってもリフティングができるようになるとボールフィーリングが高まり、確実に試合に生きてきます。
ちなみに小学5年の時に叩き出した約5250回というのが僕の最高記録です。
それと同時に小学5年生から今も続けている”キック”の練習です。
家の庭で壁に向かって何度も何度も両足のキックを蹴り続け、キックの種類を増やし、キックの精度をあげることを追求してました。
何がいいかなんてやってみないとわからないし、いいと思ったこと(自分に合っている事)を継続してやっていくことこそがスキルアップにつながると思います。
毎日が受験勉強
行きたい高校や大学に入るために皆さん受験勉強はしたことあると思います。
その期間ってどれくらいでした?
短い人で半年くらい、長い人で2年ほどでしょうか?大学入試のために浪人する人はもっと長いかもしれません。
その間って友達とも遊べず、行きたいところへも行けない、自分がやりたいことも我慢して勉強に没頭しますよね!
正直大変です。でも自分の行きたい道、叶えたい夢のためにいろんな欲求を捨ててでも受験勉強は必要です。
サッカー選手に置き換えて考えてみる
今この記事を見てる人はすでに中学生以上の人が多いと思います。
はたまた高校、大学卒業間近の人もいると思います。
でもここで知っておいて損はありません。
”毎日が受験勉強だと思って努力しろ”
僕は子供の頃、恩師にそう言われました。
プロサッカー選手になるためにはサッカーを始めたその日からプロになるまでが受験勉強なんです。
そう、プロを目標にしたのならいますぐ自分のあらゆる欲求を捨ててでもサッカーにかけるべき。
学校の友達の誘いやサークルの飲み会、バイト仲間との旅行、自分の趣味。時には好きな人とのデートまでも我慢しなければいけない時もあります。
急な予定の変更ばかりでなかなか彼女と会えず、フラれたことが何度もあります。
いろんなことがあると思いますがいますぐそれをやめてでもサッカーに集中しなければプロにはなれません。プロはそんなに甘くない。
その欲求はプロになった後、いくらでもコントロールすることができます。
なぜならプロサッカー選手の1日に働く時間は2時間だけ。あとの22時間はあなたの自由です。
自分の趣味に使ったり、サッカー以外のやりたかったことをやってみたりすることができます。
今欲求に負けて後から後悔するのか?今いろんなことを捨ててまでもプロになるのか?
決めるのはあなた次第です。
もし、友達の誘いを断って嫌われてしまったらその友達はあなたにとって必要のない人なんです。という風に自分の夢の邪魔になることは心が痛む時もあるけど強い心を持って絶ってもいいと思います。
あなたが本当にプロになりたい、そう思うなら強い覚悟を持って人生の選択をしていくことをオススメします。
結局、プロになってからもそれを続けている人だけが結果を出しているし、試合にもで続けていると思います。
なのでプロになる前もなった後も変わらず”続ける”ことをやめなければいつか夢はかなうでしょう。
言い方を変えると
”プロになるまで” ”続ける”
これが大切です。
最後に
あなたがどんな道を選ぼうが誰にも文句を言わせちゃいけない。なぜなら自分の人生は自分だけが決められるし未来を変えられるのはあなた自身だから。
もし選ぶ段階でみんなが反対していたとしても自分が選んだ道を自分の行動で正しくしていってみんなからよかったね!と言われるようにする。
もちろん、相談に乗ってくれる尊敬する人はいてもいいが最後の選択をするのは自分。
どっちの道が正解なんて誰にもわからないし誰も教えてくれない。
もし自分以外の人の意見で決めてしまうと失敗したときに人のせいにして後悔をする。
だったら自分がやりたい方、行きたい道を選んで決めた道を自分の努力で正し苦していくしかないでしょ。
熱くなってしまいましたがこの記事を読んで少しでも多くの人が気づいて前に進んで欲しいなと思います。
最後まで読んでくれてありがとうございました!